九井諒子 『ダンジョン飯』 超面白いです。
アサリの砂抜きをしている時の
『あれ、わたしコレを食べるんでしたっけ? え、コレを…?』
感が昇華されるというか。
ご飯とは。ご飯…とは…ご…はん…?
先日、街中の川でたも網を持っているおばちゃんと目が合って
『カニ!ほら4匹!』 って言われたので、それどうするんですか? って聞いたら
『ゆがくの!』 って爽やかに。
具体的な調理法と、絶対に美味しく食べる、という意志をギュッと詰めた
たいへん美しい言葉です。
ゆがくの。
私も目の前のあまり美味しそうではない(もしかしたら食材ではないかもしれない)モノたちを、なんとか美味しく食べられるように、挑戦する人でありたい。よく挫けるけれども。助けてくれる人たちもいるし。
勇敢でいたい。